アスペルガー症候群カウンセリングを受ける女性

こんなことで悩んでいませんか?


アスペルガー症候群とは、自閉スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder: ASD)の一部として知られているもので、社会生活を送ることにやや困難を感じる状態を指します。

 

分かりやすい例で言えば、

  • コミュニケーションを取るのが困難。
  • 対人関係が苦手で自己中心的と思われる。
  • 興味のあることやマイルールへの強いこだわり。

などです。

 

これらの症状は、たとえば学校生活や職場など個人の日常生活や人間関係に大きな影響を及ぼすことがあります。

 

ただコミュニケーションや臨機応変な対応が難しく感じる一方、関心のあることには高い集中力を発揮し、正確性の高い動きや記憶力が良い、また単純作業が苦にならないなどの強みも持っています。

 

ではアスペルガー症候群には具体的にどのようなケースがあるのでしょうか?

 

当ルームがクライアント様からよく頂くアスペルガー症候群についてのご相談事例をまとめ、下記に具体例をリスト化して紹介します。

 

あなた自身の日々の生活の中、または人間関係を含めた日常の中で、自分自身に当てはまる項目があるかセルフチェックしてみてください。

  1. 特定の興味や関心:自分にとって、興味や関心が強い特定の分野や趣味に対して非常に深く関わり、そのことについて詳しく語ることができる。
  2. 直接的なコミュニケーション:隠れた意味のある言葉や隠語、皮肉といったようなストレートな言葉を理解することが難しく、言葉を直接的に受け取ってしまう。
  3. マイルールの重視:自分が決めた予定や日常のルーティンを重視し、その法則や規則が崩れることを極端に嫌う。突然の変化や予期せぬ出来事に対してストレスを感じてしまう。
  4. 非言語コミュニケーションが困難:相手の考えていることや感情の意図を、相手の目や表情、身振りなどから読み取ることが難しい。
  5. 感覚が過敏:視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚といった五感のどれかが敏感である「感覚過敏」の傾向がある。匂い、肌触り、偏食など強いこだわりがある。
  6. 目を合わせるのが苦手:会話の際に相手と目を合わせることが難しく、避けてしまうことがある。また、相手の目を見て話すことができない。
  7. 社会的行動が困難:相手の気持を想像したり、暗黙のうちに共有される場の空気を読めず、社交的な場面やグループでの活動が難しく、1対1の対話を好む傾向がある。
  8. 正しさや公平さを好む:素直で正直、正義感が強い、真面目で頑張り屋など、正しさや公平さを強く感じ、それに基づいて行動してしまう傾向がある。
  9. 運動神経のぎこちなさ:体を上手に動かすことや、手先を使った細かな動き、動きを真似ることなどに対して苦手と感じることがある。また手や指の動き、体の揺らし方など、独特なリズムや動きをすることがある。
  10. 高い集中力と記憶力:自分の関心のある分野において、高い集中力と記憶力を発揮することがある。一例として、「過去や未来の曜日が瞬時に言える」「一度聴いた曲を間違えずに弾ける」「一度見た写真や景色を正確に描ける」など。

セルフチェックはいかがでしたか?

 

上記に挙げた事例は、もちろん個人によって強弱はあります。

 

自分自身がアスペルガー症候群だと認識しているケース、認識していないケースがありますが、1番の問題となってくるのは、日常生活において何かしらの支障やストレスが出ているか?ということです。

 

つまり、アスペルガー症候群の人が日常生活の中で、生きにくさやストレスを感じ、心身の状態が悪化してしまうことが問題なのです。

 

具体的には、アスペルガー症候群が原因によって、

  • うつ病
  • 強迫性障害
  • 統合失調症
  • 摂食障害
  • 睡眠障害
  • フラッシュバック

などの二次障害が発生してしまうということです。

 

こういった二次障害を防ぐためには、早い段階での対処やサポートが必要です。

 

もちろん当ルームでは、アスペルガー症候群に関するあらゆる問題についても幅広く対応しております。

 

アスペルガー症候群の問題に対する理解と早急な対応が、より健全な毎日への第一歩となります。

 

アスペルガー症候群カウンセリングのサービス概要


アスペルガー症候群カウンセリングとは、アスペルガー症候群に関する様々な問題解決のため、カウンセラーとクライアントの1対1で受けていただくカウンセリングスタイルです。

 

もちろん状況次第では関係する方(ご家族やご友人、パートナーなど)と同席で一緒に受けていただくことも可能です。

 

アスペルガー症候群は、一見して周囲には分かりにくく、またなかなか理解されにくい障害でもあります。

 

子供時代はそれほど影響がありませんが、大人になり社会に出ると、

  • 臨機応変な対応が求められる。
  • 場の空気を読んで適切な言葉を使う。
  • 組織としての働きや管理能力を求められる。
  • 円滑な対人関係を構築する。
  • コミュニケーション能力を求められる。

などの機会が格段に増えていきます。

 

アスペルガー症候群の人はそれらを苦手と感じるため、歳を重ねるほど生きづらさを感じる方も多くなります。

 

またそういった状況であっても、周囲に理解されにくいため相談しづらく、一人で抱え込んでしまうケースが多くなります。

 

当ルームでは、こういったネガティブ連鎖を断ち切り、クライアントの明るい未来に向けた前向きな考え方や捉え方を身に付けることができるよう、精神的に寄り添った形で応えていけるカウンセリングサービスを提供しております。

 

基本的には、アスペルガー症候群に関連したあらゆる悩みや問題についてすべてご相談が可能です。

 

これらの問題についてはとてもデリケートなものなので、プライバシー厳守はもちろんのこと、現在の気持ちや今後の考え方などを詳しく伺ったうえで、クライアントにとってどのようなプロセスで進めていくのがベストなのかを見極め慎重に対応していきます。

 

悩みの問題となっているアスペルガー症候群を乗り越え、今よりもっと楽しくて明るい素敵な毎日が訪れるように、カウンセリングを通じて誠心誠意サポートさせて頂きます。

 

アスペルガー症候群カウンセリングの構造・考え方


アスペルガー症候群カウンセリングの構造や考え方については、まずはじめに、

  • 自分がアスペルガー症候群であり、どのような状況に陥っているのか?
  • 自分の抱えているアスペルガー症候群に対し、どのように感じ、どう対処していこうとしているのか?

これらをある程度オープンにして頂いた状態でカウンセリングを行い、クライアントと共に問題解決までのプロセスをじっくりと話し合っていきます。

 

ただし、こういった悩みや問題をカウンセラーに相談する際に良くあることが、

  • 「自分がアスペルガー症候群であることを認めるのが苦痛だ」
  • 「自分のアスペルガー症候群状態を他人に詳しく話すのにとても抵抗がある」

といったものです。

 

もちろん自分が抱えている悩みや問題を他人に話すことに抵抗を感じる人が多いというのは事実です。

 

しかしアスペルガー症候群の苦手分野の克服、生きづらさの改善には多くの時間や取り組み、カウンセリングやサポートが必要になります。

 

そしてどんな人でも、自分の症状を簡単にコントロールできるものではありません。

 

問題を解決させていくには、クライアントに関する細かな情報(本人の考え方、気持ち、捉え方、性格の傾向、生きてきた経験、これまでの行動など)をある程度オープンにして頂く必要があります。

 

なぜなら、クライアントの情報を十分に理解できていない状態でカウンセリングを続けていったとしても、アスペルガー症候群における悩みや問題を根本的に解決することが難しくなってしまうからです。

 

そもそも心理カウンセラーは、医師や臨床心理士といった国家的な専門家ではないため、クライアントに対しての絶対的な処方や結論を明確に提示できる立場ではありません。

 

だからこそ、様々な情報を共感し理解したうえで多岐に渡る手厚いメンタルサポートが必要となってくるのです。

 

またアスペルガー症候群の改善については、クライアントの状況に合わせて様々なアプローチを実施していきます。

 

具体的には、

  1. 社交スキルトレーニング:対人関係に必要なスキルや適切なコミュニケーションを学ぶことで、日常生活の中での人間関係の困難を克服する。主にコミュニケーショントレーニング。その他コミュニケーションセミナーで実践的スキルを身に付ける。
  2. センサリーインテグレーショントレーニング:感覚の過敏、過小の問題に対応するためのセンサリー活動療法で、身体感覚の統合をすることでバランス感覚を向上させる。主にマッサージや振動、圧力などのセンサリー・インプットを使ったトレーニング。
  3. 認知行動療法(CBT):人間関係が上手くいかない、生きづらさを感じる、孤立してしまうといった問題に対し、認知の歪みや固定観念を修正していく。適応能力を身に付け適切な行動ができるように改善していく。
  4. PECS(絵カード交換システム):相手の考え、感情、意図、目の動き、表情、身振りなどの非言語コミュニケーションをサポートするための、絵カードを使ったコミュニケーショントレーニング方法。
  5. 視覚スケジュール管理:予定や日常のルーティンの見通しが立たないことで感じる強いストレスを回避するため、スケジュールやタスク管理を可視化する。具体的には文字、イラスト、写真などを効果的に用いてスケジュール時間を構造化する。
  6. 家族療法:クライアントの家族が、アスペルガー症候群への理解を深めるためのサポート方法を学ぶ。家族全体でのサポート体制を築く協力をしてもらう。
  7. リラクゼーショントレーニング:ストレスや不安を緩和するためのリラクゼーション技術や、今の自分に集中するためのマインドフルネスを習得する。主にメンタルトレーニングやメンタルコーチング。
  8. 生きる楽しみを見つける:生きづらさの問題を根本的に解決し、楽しいと感じる日常を送るためのプラットフォームを提供する。主にコミュニケーションセミナーや心理学セミナー(月1回ずつ開催)。

といった手法をメインに、ベストな方法を組み合わせながら効果的なアプローチを実施していきます。

 

当ルームのカウンセラーが行うアスペルガー症候群カウンセリングは、これらの問題に対して共感と理解を基盤とした形で、クライアントの心の癒やしとなり、精神的な支えとなるセラピューティックなカウンセリングを提供しております。

 

そしてクライアントとカウンセラーの信頼関係が深まると共に、アスペルガー症候群問題の解決が早まり、心身共に健全な毎日の生活が取り戻せるようになることも可能になります。

 

アスペルガー症候群カウンセリングを通じて、自分の存在価値を改めて見つめ直し、弱さや強み、そして新しい考え方や生き方を導き出し、自分が望む人生を歩んでいくための精神的なサポートも進めていきます。

 

どんなに小さな悩みや問題でも、自分だけで何とかしようとせずに、まずは心を落ち着かせて楽な気持ちでお問い合わせ下さい。

 

クライアント様からの相談事例


アスペルガー症候群において問題になるのは様々なケースがありますが、ここではアスペルガー症候群カウンセリングで実際に相談を受けた事例をご紹介します。









 

相談できるカウンセラー

遠藤まなみ(代表)

遠藤まなみ

杉本もゆる

杉本もゆる

 

アスペルガー症候群カウンセリングの料金


アスペルガー症候群カウンセリングは、電話、対面、メール、心理テスト+カウンセリングからお選び頂けます。

電話カウンセリング


対面カウンセリング


メールカウンセリング


心理テスト+カウンセリング


 

アスペルガー症候群カウンセリングお申し込みの流れ


 

よく頂くご相談内容


 

よく頂くご質問内容(Q&A)


 

カウンセリングを受けたクライアント様の声


 

アスペルガー症候群カウンセリングのお申し込み方法


 

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