公開日:2023年12月16日/更新日:2024年9月20日
監修:遠藤まなみ(代表カウンセラー)
彼女は欲しいけど上手く恋愛できない!?セルフカウンセリングで恋愛の悩みを自己分析してみよう!
現代において一般的に「恋愛できない男性が急増している」と言われていますが、はたしてそれは本当でしょうか?
この現象には複数の要因が関与しているとされていますが、実は日本だけでなく世界的に見ても、恋愛できない男性が急増している傾向があるようです。
この記事を読んでいるあなたは、かなりの高確率で恋愛に関する悩みや問題を抱えていると思われます。
まずは「恋愛できない男性」が抱える悩みを9個ピックアップしているので、自分が同じようなケースに当てはまるかセルフカウンセリングしてみてください。
- 低賃金、不安定な雇用、非正規雇用、フリーランスなど収入が安定せず、社会経済的プレッシャーにより恋愛へのステップアップが難しい状況に陥っている。また経済的に自立するまでに多大な時間と労力を費やし、結果として恋愛を後回しに考えてしまう。
- 男は強さや支配力、感情コントロールなどの特性(男らしさ)を持つべきという伝統的な固定観念(ジェンダー役割のプレッシャー)が恋愛の壁となっている。また「常に積極的であるべき」「デートの提案」「主導権は男性が握るべき」などの暗黙の期待がプレッシャーとなり遠ざかってしまう。
- 男女で異なるコミュニケーションスタイル(男性は直接的で解決思考、女性は感情的な繋がりや会話を重視)の影響により、自分の感情や考えを上手く言葉で伝えられない。簡単に言えば、相手とどうコミュニケーションを取れば良いのか分からない。
- 「恋愛がしたい」「彼女が欲しい」「良い関係を築きたい」などとても興味がある。しかし拒絶に対する不安と恐怖が先行し、「断れれたらどうしよう」「嫌な顔をされたくない」「傷つくことを言われた」など過去の拒絶経験がトラウマとなり、新しい出会いや恋をすることに対して消極的になってしまう。
- 自己効力感(自分ならできる、きっと上手くいく)の低さにより「自分には価値がない」と自信を失い恋愛できない思考に陥ってしまう。自分に自信が持てない原因として、自己認識(考え方)の問題、SNSやメディアによる他人との比較、過去の恋愛失敗のトラウマなどが挙げられる。
- アプリなどの恋愛プラットフォームで出会いのチャンスは激増したが、高い競争力(モテる人、モテない人が明確になる)、オンライン上の浅く表面的な関係(複数の人とやり取り)、ゴースティング(突然の音信不通、嫌なら即ブロック)などの経験により、恋愛へのモチベーションが低下している。
- パワーダイナミクスの変化に適応できない。いわゆる「男は外で働き、女は家を守る」という伝統的な役割分担から、現代における男女平等と女性の社会的・経済的地位の向上への変化を受け入れ適応することができない。たとえば、女性パートナーが経済的に自立している場合、従来の「支配的な男性」という役割を果たせず劣等感を感じてしまう。
- SNSやメディア、また文化的な影響(映画、ドラマ、バラエティ、リアリティーショーなど)により、パートナーへの高い理想像が形成されてしまう。しかし期待と現実のギャップによる不一致を受け入れらない。さらに自分の理想に満たないと感じるケースが多くなり、結果として相手(将来の彼氏、彼女)に対して不満や不安を抱いてしまう。
- 職業的に平均的な成果(年収、地位など)を上げ社会人としても自立しているが、社会的な成功基準(年収が平均以上、管理職や役職など)に達していない自分を「価値が低い」を判断してしまう。さらに、男性らしさのステレオタイプが自分自身を喪失させて恋愛できる人としての条件を満たしていないと考えてしまう。
いかがでしたか?
セルフカウンセリングをしてみて、自分に当てはまる項目はどれくらいありましたか?
当てはまる項目が4つ以上ある場合は、恋愛できない男性傾向に陥っている可能性が高いと思われます。
ただし上記のカウンセリングの結果は、あくまで一般的なもので確定的なものではありません。
恋愛ができない理由は、上記だけではなく様々な原因や複合的な状況が複雑に絡み合っています。
もちろん恋愛に関連した研究や立証は継続していますが、これらの結果はあくまで参考程度で捉えて頂けると幸いです。
「パートナーと親密になることへの不安と恐れ」「過去の恋愛失敗のトラウマ」「心理的障害や依存的行動」!?なぜ恋愛できない男性は「まともな恋愛関係が築けない」と言われてしまうのか!?
現代社会では、多くの男性が恋愛で苦労し、なかなか満足のいく恋人関係を築けない傾向にあります。
そもそも恋愛できない男性の問題の根本には、社会的・心理的な要素が深く関わっています。
特にパートナーと感情的に親密になることへの不安や恐れ、過去の辛い失敗のトラウマ、メンタルヘルスの問題(対人恐怖、うつ病、不安障害、強迫性障害など)、依存症の行動(アルコール、ギャンブル、薬物など)などが、恋愛への積極的なアプローチを妨げている原因となっています。
また恋愛できない男性が相手を選ぶ基準としては、基本的に外見重視で自分にとって都合の良いタイプを求める傾向があります。
恋愛できない男性が恋人に選びがちな相手の条件としては、
- 身体的に魅力的な人:顔の美しさ(美人であること)、体型やプロポーションが素晴らしい、若々しさや健康的な外見といった特徴を持つ人を好む。
- 肉体的、精神的な結びつき:パートナーとの性的な肉体関係や、心から信じ合える精神的なつながりを重視している。お互いが一途であり、他の人との関係(浮気、不倫など)に走らないことを望む。
- 経済的自立よりも個人的魅力:パートナーの経済的自立や社会的なキャリアアップよりも、個人的な魅力(ユーモア、思いやり、優しさ、人間性など)や関係の質を重要視する傾向がある。
といった3つが挙げられます。
これらの条件は、恋愛できない男性がパートナーに対して重要視しているポイントとなります。
ただしこれらは一般的な傾向(大多数)として挙げているので、個人個人によってはそれぞれの強弱やバランスの偏りはあります。
「恋愛できない男性」に共通する「9つの特徴」とは?セルフカウンセリングであなたの恋愛傾向を自己分析してみよう!!
それでは、恋愛できない男性に共通する9つの特徴を紹介します。
自分に当てはまる項目があるか、セルフカウンセリングしながらじっくりと読み進めてみてください。
①自分に自信が持てない
自分に自信が持てない原因として、子供時代の辛い経験や成長過程での嫌な出来事などから、ネガティブで否定的な自己像を形成してしまう傾向があります。
また大人になってからも、
- 学歴。
- 社会的地位。
- 収入、経済的格差。
- 友人の恋愛成功や結婚報告。
- 幸せなカップルを目にする。
といったような日常的に遭遇する事実から、自分が周りより劣っていると感じるようになります。
さらにそういった経験から他人と自分を比較する機会が増え、自己肯定感が低くなることで恋愛に対してとても臆病になっています。
②コミュニケーションスキルが不足している
恋愛できない男性は、女性とのコミュニケーション全般において苦手と感じている傾向があります。
たとえば女性とのデート中でも、
- 会話が続かず沈黙してしまう。
- 緊張してしまい何を話せばいいか分からない。
- 自分の感情(好き、会いたい、一緒にいたいなど)を上手く伝えられない。
- 一緒に参加したイベントやパーティーで交流せず、一人で壁際に立っている。
- 内向的で控えめな性格が、無関心、冷たい人と誤解される。
といったような日常の場面でのコミュニケーションの困難が、恋愛できない男性にとって大きな障壁となります。
結果として、コミュニケーションスキルの不足が恋人関係の発展を妨げている原因のひとつとなっています。
③社交的活動の機会(女性との出会い)が少ない
自分に自信がなくコミュニケーションが苦手という点から、人と交流したり新しい環境に適応することにも苦手意識があり、共通の趣味やイベントといった社交的な場面に参加する機会を避ける傾向があります。
たとえば、
- 合コンやパーティーに誘われても断る。
- 学校や職場のイベントに参加しない。
- 友人や知人からのパートナー候補紹介を断る。
- 趣味、スポーツ、サークルなどの社交的な活動に参加しない。
- 休日はひとりで過ごすことが多い。
などのように、新しい出会いのチャンスを自ら消滅させています。
基本的に人との関わり合いをストレスと感じていて、それが恋愛のスタート地点にも立てない状況を作り出しています。
④過去の恋愛経験からの不安や恐怖がある
恋愛できない男性は、過去の失敗経験がトラウマとなり、新しい恋愛関係を築くことに対する不安や恐怖を抱えています。
たとえば、
- 過去のパートナーのSNSをチェックし続け、無意識に監視活動をする。
- 一人の時に、過去の失敗やトラウマを思い出し自己嫌悪に陥る。
- 恋愛に対して否定的な意見を持ち、人前でもネガティブな発言をする。
- 過去の辛い失敗を思い出し、約束したデートを直前でキャンセルしてしまう。
- 新しいパートナー候補といい感じになっても、自分から恋人関係を避けてしまう。
などのように恋愛に対して前向きではない考え方を持っています。
過去の恋愛トラウマが原因で否定的な自己イメージを脳に焼き付き、相手に対して極端に慎重になりすぎる傾向があり、その思考が新しい恋への妨げになっています。
⑤パートナーに対する理想や期待が高すぎる
恋愛できない男性の特徴の一つとして、パートナーに対する自分の中のイメージ(理想や期待が高い、固定観念、先入観、思い込みが強いなど)が邪魔をしていると言われています。
たとえば、
- 映画やドラマに出てくるような理想的なパートナー(好きな女優、美人、可愛いなど)を求める。
- パートナーに対して過度な期待(常に理解し合える、いつも綺麗、ロマンチックなど)を抱く。
- 自己中心的な要求(一方的にセックスを要求、自分優先のデートプラン、相手の話を聞かない、金銭的負担を強いる、DVなど)を求める。
- 恋愛においての妥協や理解が必要であるにもかかわらず、常に理想のみを追求している。
- 実際の経験が乏しいため、パートナーとの良好な関係構築や問題解決の方法を知らない。
といったものが恋愛できない心理背景となっているようです。
また高い理想や期待に対する現実のギャップを受け入れられず、現実的な恋人関係を築くことが困難になっています。
⑥ひとり時間や娯楽が充実している
恋愛したいと思った場合に、本来であればそれを実現するための行動(出会いのある場所に積極的に出かける、参加する)を優先するものです。
しかし恋愛できない男性は、自分だけのひとり時間を最優先に考えている傾向があります。
たとえば、
- 一日の多くの時間をネットサーフィンやオンラインゲームに費やす。
- 実際の人間関係より、SNS上の関係構築に時間と労力を費やす。
- 休日はインターネット動画配信サービスを一日中観ている。
- 趣味や娯楽(ギャンブル、風俗、ライブ配信、バイク、車、スポーツなど)に没頭しすぎている。
- 趣味や娯楽がなく、何もせずにゴロゴロしている。
といったように、他に優先している時間の存在がこういった状況を作り出しています。
これらは現実世界へのストレスや不安、対人恐怖などの心理背景も関係していると言われています。
⑦恋愛に対して否定的な考え方がある
恋愛できない男性は、パートナーとの関係を築くことに否定的な考え方を持っていると言われています。
これは過去の経験からのトラウマや、世間的に「恋愛しなければならない」といったプレッシャーに対する抵抗感、また日本にある伝統的な恋愛観や結婚観に対する疑問などが背景にあります。
そんな否定的な男性あるあるとして、
- 飲み会の場などで「恋するのは面倒だ」といった愚痴をこぼす。
- 会話の中で「シングル(ひとり)は自由で最高」などと恋愛を避ける態度を取る。
- 結婚制度や家庭生活に対して批判的な見方(結婚は自由の終わり、人生の墓場、幸せの幻想)をしている。
などの考え方が強いと言われています。
これらは恋をすることや結婚、家庭生活に対する不安や恐れ、また個人の自由への強い価値観から生まれてくると言われています。
⑧拒絶されることへの不安や恐怖がある
「恋愛がしたい」という思いとは裏腹に、パートナーから拒絶されることへの不安や恐怖を抱えています。
このような状態になる原因としては、
- 自己評価(自己肯定感)が低く自分に価値や魅力がないと感じている。
- 過去の経験から、心の痛みを避けようとする心理的防御規制。
- 社交的な場面(学校や職場など)や対人関係における不安や過度の緊張。
- 完璧主義の性格で、小さな失敗や拒絶を許せないためリスクを避けようとする。
- 感情的な出来事に対しての耐性がなく、過剰に反応してしまう。
といったものが挙げられます。
これらが原因で、新たな出会いや恋愛関係の構築に消極的になりがちです。
拒絶されることへの不安や恐怖は、チャンスを減らす悪循環になっていると言っても過言ではありません。
⑨精神面の問題を抱えている
恋愛できない男性の特徴には、精神面におけるメンタルヘルスの問題を抱えているケースもあります。
これまで挙げてきたそれぞれの特徴が大きく関連していて、それらが原因で
- 社会不安障害、対人関連不安、パニック障害
- 孤独感、うつ症状
- 現実逃避、引きこもり
- 言語コミュニケーション障害、非言語コミュニケーション障害、目を合わせる恐怖
- 対人関係恐怖症、対人緊張、恐れの社交的回避、対人コミュニケーション障害
などの精神的な問題を発症してしまいます。
これらの状態に陥ってしまうと、恋をすることが難しいというだけでなく、日々の生活や社会活動においても大きな障害もたらす結果となってしまいます。
恋愛できない男性を卒業するにはどうすれば良い!?恋愛するのが楽しくなる「5つの改善方法」を徹底解説!!
恋愛できない男性を卒業するにはどうすれば良いのでしょうか?
現時点で分かっていることは「今のままでは恋愛できない男性のまま」ということです。
これから恋をすることが楽しくなるアプローチ方法を大きく5つに分け解説していきます。
一つひとつの改善方法に対して強い意志でアプローチしていきましょう。
①自分を受け入れ自信を持つ
恋愛できない男性を卒業するには、まず自己受容することが必要です。
自己受容とは、「自分の強みと弱みを理解して、自分自身を肯定的に受け入れる」ということです。
たとえば、前出の「恋愛できない男性の特徴①」で挙げた、
- 学歴。
- 社会的地位。
- 収入、経済的格差。
- 友人の成功体験や結婚報告。
- 幸せなカップルを目にする。
のようなケースは日常的に経験することです。
そうなると自己受容はなかなか難しく感じるかも知れません。
しかし状況をそのままにしておくのではなく、まずは自己受容を促進するためのアプローチを実践してみて下さい。
具体的には、
- 自分が何者かを理解する:自分の強みや弱みを紙に書き出し、ありのままの自分を認め、受け入れる。自己反省や日記を書くことで自己理解を深めることができる。
- 他人との比較をしない:どの分野においても、他人との比較は自分の価値観を下げる原因になります。他人との比較を意識的に避けて、自分自身の成長を見つめること(昨日はできなかったが今日はできるようになったなど)に焦点を当てることが大切。
- ポジティブな言葉を使う:「私には価値がある」「私は十分に素晴らしい」「私は自分の道を歩んでいる」といったようなポジティブで肯定的な言葉(アファメーション)を使い、それを繰り返し自分に言い聞かせ、心のなかで自己価値を再認識する。
- 感謝の習慣を持つ:「目が見える」「言葉が話せる」「ご飯が食べられる」「布団で眠れる」など、身近な所で感謝できることは沢山あります。当たり前ではなく感謝。それらを常に意識することでポジティブな自己感情を育てる。
- 専門家の支援を受ける:自己受容がうまくいかずに苦しんでしまう場合は、専門の心理カウンセラーやセラピストの支援を受けることも有効です。自分を変えるために他人の力を借りることも選択肢のひとつとして認識しておく。
これらのアプローチを積極的に実践することです。自己受容を促進し自分に自信を持つこと(自己肯定感アップ)で、恋をすることに対しても自然と自信が持てるようになります。
②コミュニケーションスキルを向上させる
恋愛においてコミュニケーションはとても重要なものです。
コミュニケーションスキルを身に付け、さらに向上させることによって、恋をすることだけでなく人間関係を良好に築くことが可能になります。
意識的な部分で大切なのは、
- 相手の話をよく聞く、理解しようとする。
- 相手に質問をして、相手の意見や感情を尊重する。
- 自分の考えや感情を率直に伝える練習をする。
- 身振り手振り、表情、目の動きなど、非言語コミュニケーション方法にも注意を払う。
- 会話の中で相手の反応を観察し、自分のコミュニケーションスタイルに落とし込む。
といったものです。
また、意識するだけではコミュニケーションスキルを向上させることは難しいものです。
上記の練習に加え、コミュニケーション関連の書籍を読んだり、セミナーやワークショップに積極的に参加することで、恋愛に対しての壁を乗り越えることができるようになります。
③社交的なイベントや活動への参加
恋愛したいと思った時、あなた自身がどれだけ積極的に行動できるか?という部分がポイントとなってきます。
たとえば、
- 休日は昼過ぎまで寝て一歩も外に出ない。
- 朝までオンラインゲームに熱中。
- 居酒屋で仲間と深夜までどんちゃん騒ぎ。
- 時間ができればギャンブル三昧(パチンコ、競馬、競輪など)。
- 男同士の趣味(釣り、麻雀、ツーリング、フットサルなど)に没頭する。
このような環境では、自分自身は楽しいと思いますが恋愛できる環境ではありません。
男女が共通して持てる趣味のグループやイベントに積極的に参加してみましょう。
日常的にある例で挙げてみると、
- スポーツクラブ、読書会、アートクラス。
- 社交的なパーティー、フェスティバル、ワークショップ。
- 地域のボランティア活動。
- オンラインのコミュニティ、実際のイベントやオフ会。
- 信頼できる友人や知人からの紹介で、新たな社交的グループに参加する。
などのように、新しい人々との出会いの機会を増やし交流を促進することで、恋愛に発展する出会いに遭遇する可能性が格段にアップします。
④恋愛に対する考え方を見直す
素敵なパートナーと出会い、恋に落ち、恋人関係をを継続させていくには、これまで自分の心の中に持っていた「歪んだ恋愛観」を見直す必要があります。
こちらも前出の「恋愛できない男性の特徴⑤」で挙げた、
- 映画やドラマに出てくるような理想的なパートナーを求める。
- パートナーに対して過度な期待を抱く。
- 自己中心的な要求を求める。
- 恋をすることにおいて常に理想のみを追求している。
- パートナーとの良好な関係構築や問題解決の方法を知らない。
といった考え方を根本から見直さなくてはなりません。
恋愛と言っても基本は人と人との交流です。
お互いを理解し、価値観を認め合い、助け合い、思いやりの心をもって平等に接していくことが大切です。
具体的なアプローチ方法としては、
- リアルカップルの声や考え方、関係性に焦点を当てた書籍や記事を読むなどして、現実的な恋愛観を育む。映画やドラマと現実の違いを受け入れ理解する。
- パートナーに対しての自分の理想と現実を実際に書き出して比較する。パートナーの長所を認識し、短所を受け入れる練習をする。心理学を学び、相手の気持ちや考え方を理解しようとする意識を持つ。
- パートナーに対する歪んだ価値観について、専門の心理カウンセラーやセラピストに相談する。認知行動療法などを用いて、心のなかで固まっている考え方や行動を柔らかく解きほぐし、恋愛に対する思考バランスを修正し整える。
が挙げられます。
これらは恋愛関係だけでなく、社会生活や人間関係にとっても大切な考え方です。
恋愛観だけでなく、人しての魅力を磨くことを常に意識していくことが重要です。
⑤心の健康状態(メンタルヘルス)を良好に保つ
心の健康状態(メンタルヘルス)を良好に保つことは、恋愛できない男性を克服する重要なポイントの一つです。
心がネガティブな状態(辛い、悲しい、諦め、挫折、トラウマなど)では、恋愛どころか日常生活にも大きな悪影響を及ぼします。
心の健康状態を良好に保つ具体な方法としては、
- 自分にとって十分な睡眠を取り、寝不足とならないよう日々の生活の中で心と体を休息させる時間をしっかりと確保する。
- バランスの取れた食事、適度な運動、禁煙、禁酒など、心と体の健康をサポートする生活習慣を身に付け継続させる。
- 心理学やリラクゼーションテクニック、マインドフルネス、瞑想(メディテーション)などのストレス軽減の技術を学ぶ。
- 専門の心理カウンセラーやセラピストに相談し、サポートを通じて不安障害やうつ症状のメンタルヘルス問題に取り組む。
などのアプローチが効果的です。
心の状態が安定すると体調が安定し、考え方にも大きな変化が出くるようになります。
またポジティブ思考を継続させていくことで、自分に自信を持つことができ、恋愛に対しての積極性も生まれてくるようになります。
【まとめ】恋愛問題の克服に必要なのは「現実を受け入れ自己受容する」こと!大切なことは「認知の歪みを修正する」ことと「コミュニケーションスキルを磨く」こと!!
いかがでしたか?
恋愛できない男性における特徴や傾向、また恋愛できない理由や改善方法などを詳しく紹介しました。
恋愛できない男性タイプの人は、ネガティブで否定的な自己像、パートナーに対する過度な理想や期待、不安や恐怖の感情などの自己認識が背景にあるため、医学的な治療や薬物療法などの対象ではなく、自己改善がとても効果的です。
先に挙げた「恋愛するのが楽しくなる5つの改善方法」を参考に、「恋愛できない男性」というイメージを覆し、素敵なパートナーとの恋愛関係を築いて下さい。
ここまで読んでみて「まだちょっと恋愛には自信が持てないなぁ」と考えてしまったとしてもまったく落ち込む必要はありません。
なぜなら、あなたはまだこの記事を一度しか読んでいないからです。
分からない点があるとしたら、この記事を理解するまで何度も読んでみて下さい。
今のあなたにとって「恋愛できない男性」を卒業するヒントを必ず掴み取ることができるからです。
分かりやすく言えば、「今の自分を知り、どのようにして世の中(社会生活、人間関係、恋愛など)に上手く順応させていくか」ということが1番大切な部分になります。
もし今のあなたが、恋愛できない男性として悩んでいるとしたら、まずはほんの少しだけ勇気を出してみてください。
そしてこれまでの自分自身を受け入れ、正面から向き合い、歪んだ考えを改善し、「どうすれば人を心から愛し、人から愛される人になれるか?」ということに全力を傾けてみて下さい。
その行動が、あなたにとって本当の幸せを感じられる恋愛を生み出すことに繋がっていくことでしょう。
最後に、恋愛は年齢も性別も超える、心が引き合う不思議な力を備えています。
そして恋愛は、生きている限りいつでもどこでも誰にでも訪れる可能性があります。
この世に生まれたあなたは、尊いあなたでしかありません。
だからこそ、人生を彩る最高の冒険である恋愛の新しい扉を自分の力で開いて下さい。
この記事が、あなたの気持ちを軽くし、あなたの人生を前向きにさせるきっかけになれば幸いです。
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