自分の意見や気持ちを素直に伝えるのは、大人になるほど難しく感じることがありませんか?

“アサーティブ”とは、相手を尊重しつつ自分の考えを適切に表現するコミュニケーション方法のことです。

もしあなたが遠慮しすぎてモヤモヤを溜めていたり、逆に感情を爆発させてしまいがちなら、このセルフチェックを活用してみませんか?

自身の自己表現スタイルを客観的に見つめ直し、よりバランスよく言いたいことを伝えるきっかけを得られます。

このあとに続く動画では、チェックリストの使い方をわかりやすく解説していますので、はじめての方も気軽に取り組んでみてください。


公開日:2025年6月9日/更新日:2025年6月9日
監修:遠藤まなみ(代表カウンセラー)

自己表現(アサーティブ)をセルフチェックしてみよう!

過去2週間のあなたの言動を振り返り、以下の項目に当てはまるものがあるか確認してみましょう。

該当する項目にチェックしたうえで「診断する」ボタンを押せば、あなたの自己表現傾向を把握できます。

思い込みで自分を決めつけず、ひとまず気軽にチェックしてみてください。

1.他人の意見や指示に反論したい場面でも、つい我慢してしまうことが多い。

2.自分の要望や意見を伝えるとき、相手を説得するよりも遠慮が先に立つ。

3.友人や同僚と一緒にいるとき、何かを提案するより相手に合わせがちだ。

4.口論になりそうな会話を避けるあまり、気づけば本音をまったく言えない。

5.頼まれごとを断れずに抱え込み、後からストレスを感じることがよくある。

6.大切な場面で自分の気持ちをはっきり言えず、モヤモヤが残る。

7.相手の言い分が違うと思っていても、自分から修正を求めるのは苦手だ。

8.「なんでそんな言い方をされなきゃいけないの?」と、内心憤慨しても表に出せない。

9.自分の意見を主張すると「わがまま」と思われるのではと不安になる。

10.人に注意や指摘をするとき、遠回しになりすぎて伝わっていない気がする。

11.物事を決める場面で「みんなの意見に従ったほうが楽」と感じることが多い。

12.言い争いにならないように、言葉を選びすぎて話すのに時間がかかる。

13.いざ言葉にしようとすると、頭が真っ白になって何を伝えたかったか忘れる。

14.逆にイライラが抑えられず、強い口調で相手を責めるように話してしまうことがある。

15.自分と異なる意見に直面したとき、どう返せばいいのかわからなくなる。

16.会議やグループワークで発言を求められると、急に不安や緊張が高まる。

17.「こんな言い方をしたら相手を傷つけるかも」と考えすぎて声をかけられない。

18.感情を爆発させてしまったあと、自己嫌悪に陥ることが少なくない。

19.「自分のほうが正しい」と思ったときでも、衝突を避けるために口を閉ざす。

20.気軽に話しかけたい相手がいても、声をかける勇気が出ないことが多い。