「何度も手を洗わないと落ち着かない」「このままでは何か悪いことが起きる気がする」──そんな思いにとらわれていませんか?

強迫性障害(OCD)は、本人も不合理と感じていながらやめられない“考え”や“行動”によって、生活や心の自由を制限されてしまう状態です。

このセルフチェックでは、あなたの中にある強迫的な思考や行動パターンをやさしく見える化し、自己理解と心の回復への第一歩につなげていきます。

動画ではチェックの使い方も丁寧に解説しています。


公開日:2025年7月8日/更新日:2025年9月28日
監修:遠藤まなみ(代表カウンセラー)

強迫性障害(OCD)をセルフチェックしてみよう!

過去2週間のあなたの思考や行動パターンを振り返りながら、以下の項目にどれだけ当てはまるかをチェックしてみてください。

当てはまる項目にチェックを入れ、「診断する」ボタンを押すことで、あなたの中にある強迫性の傾向を見える化できます。

自分の状態を客観的に知る一助として、ぜひ気軽にご活用ください。

1.手が汚れた気がして何度も手洗いを繰り返してしまう

2.鍵やガスなどの確認を何度も繰り返さないと不安になる

3.頭に浮かぶ不快なイメージや言葉を追い払いたくて苦しくなる

4.対称や順番に異常にこだわってしまい、時間がかかってしまう

5.同じ行動を繰り返さないと安心できないと感じることがある

6.汚れや細菌に過剰な恐怖を感じる

7.自分や他人に危害を加えてしまうのではと考えてしまう

8.頭の中で「数を数える」などの儀式的な行動が止められない

9.「これをやらなければ不幸が起きる」と感じて行動してしまう

10.自分の思考を誰にも話せず、ひとりで苦しんでいる

11.強迫的な行動により日常生活や仕事に支障が出ている

12.思考を打ち消すための“おまじない”のような行為がある

13.洗濯・掃除・整頓に異常なこだわりがあり、止まらない

14.思い通りにならないと強いイライラや不安を感じる

15.自分の行動が「異常かもしれない」と思ってもやめられない

16.ルールや秩序が乱れると極度に落ち着かなくなる

17.物事が完璧でないと強い不快感を感じる

18.他人の行動にまでこだわりを押しつけたくなることがある

19.不安から抜け出せず、行動が制限されてしまう

20.「本当はやりたくない」と思いながらも止められない行動がある