
「わが子のため」と思ってやっていることが、実は子どもを追い詰める原因になっていませんか?
“毒親”という言葉は過激に聞こえるかもしれませんが、過度な干渉やコントロール、子どもの意思を尊重しない態度など、意外と身近な行動が当てはまる場合があります。
親であるからこそ、自分の言動が子どもの心に与える影響は大きいもの。
もし「少し言いすぎかも」「子どもが元気をなくしている気がする」と思い当たるなら、一度立ち止まって“毒親(傾向)”がないかチェックしてみるのも大切です。
このあとに続く動画では、セルフチェックの使い方をわかりやすく解説していますので、初めての方も安心して進められます。
公開日:2025年5月13日/更新日:2025年5月13日
監修:遠藤まなみ(代表カウンセラー)
毒親(傾向)をセルフチェックしてみよう!
過去2週間のあなたの育児やコミュニケーションを思い返し、以下の項目に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
該当する項目を選び、「診断する」ボタンを押すと、あなたの言動に“毒親”の傾向が潜んでいないかを客観的に把握する助けになります。
もし思い当たる節があるなら、それは親子関係をより良くするための気づきかもしれません。ぜひ一度試してみてください。
1.子どもの意見に耳を傾けるより先に、「親の言う通りにしなさい」と押し付けていませんか?
2.子どもが自分で決めたことに対して「無駄だ」「やめておきなさい」と否定することが多いですか?
3.「勉強しなければ将来困る」「今だけ頑張ればいい」といった脅し文句を口にすることがありますか?
4.子どもの失敗を責め立て、本人が何を感じているか考える前に叱りつけていませんか?
5.子どもが自分の思い通りに行動しないとイライラが止まらないと感じることが増えましたか?
6.「あなたのためを思って」と言いつつ、実は自分の価値観や都合を押し付ける場面が多いですか?
7.子どもが何かを決めようとするとき、選択肢を一方的に制限していませんか?
8.親の指示に従わない子どもの態度を「反抗的」「生意気」と決めつけがちだと感じますか?
9.家庭内で「親の言うことは絶対」「従わないなら罰」という空気が蔓延していませんか?
10.子どもが頑張っている様子より、結果ばかりを厳しく追及することが多いと思いませんか?
11.「子どもは親に感謝して当たり前」という考えが強く、褒めたり感謝を伝えたりすることが少ないですか?
12.一度子どもがミスをすると、過去の失敗まで蒸し返して責めがちだと感じますか?
13.子どもより自分やパートナーの都合を優先し、子どもの意思を聞く機会を作っていないかもしれませんか?
14.子どもの性格や才能を評価する際、「何が足りないか」ばかり目が行くと感じますか?
15.些細なことで大声を出したり、感情的な態度になってしまいがちだと自覚することがありますか?
16.「親だから正しい」「子どもは親に従うのが当たり前」と強く思っていませんか?
17.子どもと話す際、相手の言葉をさえぎって自分の考えばかりを押し付けるシーンが多いですか?
18.子どもの友人関係や趣味にも強く干渉して、本人の自由を奪ってしまう瞬間はありませんか?
19.「子どもが親を支えてくれるのは当然」という考えが根底にあって、相手への負担に無頓着ではありませんか?
20.子どもとの接し方が苦しくなり、自分の行動に罪悪感や疑問を抱いていると感じることがありますか?